ぬかぴーのツブヤキ

先日、ご来社されたお客様から素敵な差し入れをいただきました。
それは、サンエー印刷が世界初の開発に携わり、サン・ブレーンにてそのロゴマーク制作を担った「ライスインキ」にちなみ、
「米粉のバウムクーヘン」でした。お米つながりというわけです。粋ですね！

米粉といえば、古くは上新粉、白玉粉、だんご粉など、だんごや大福餅やあられやせんべいといった和菓子系のイメージ。
ビーフンやベトナムのフォー、タイの焼きそばパッタイは米粉麺です。

最近ではグルテンフリーやノングルテンが話題で、アレルギーやグルテン不耐症の方に限らず、取り入れる方が増えてきたようですね。
小麦粉を米粉に置き換える取り組みは、パンから始まったのかな？という印象ですが、今ではケーキやクッキー、パン粉代用など、どんどん広がっています。

サンエー印刷が取り組み始めた「ライスインキ」開発時は、大豆油を使用した大豆インキ（ソイインキ）が主流でした。
開発により、輸送マイレージと地産地消、食糧確保と廃棄物削減、さまざまなメリットを生みました。

世界に誇る日本型ジャポニカ米の味のみならず、日本古来の米文化は現代の我々の体質にもつながっていると考えると、米や米粉の活用は理に適っているようにも感じます。小麦やグルテンを悪者にせず、選択の可能性が広がることこそ、健康的な豊かさだと思います。