WEB版工場ガイド
サンエー印刷の工場を
見てみよう
サンエー印刷では
日夜さまざまな機械が働いています。
その個性的な機械たちをご紹介します。
オフセット輪転機
巻き取り紙(トイレットペーパーのような形態)を毎時約50,000枚のスピードで、主に大部数のチラシや書籍などを高速印刷している。
特徴は両面同時に印刷し、そのままドライヤの熱風で強制乾燥させていること、乾燥後に折加工などが同時に処理されるため、短納期対応に優れている。
当社埼玉工場では最新鋭のB2判・カラー対応の印刷機2台が稼働している。
無線綴じ機
書籍など、背中(背表紙)が平らで折本を糊で固定する機械。
頁ごとに折られた本文を重ねていく丁合(ちょうあい)工程、背中側を削り糊付けする工程、表紙をセットし本文にくるむ工程、三方断裁(綴じた側以外をカットする)工程が一つのラインで流れて書籍などが完成していく。
約100頁以上の厚い書籍・雑誌などの綴じ形式である。
断裁機
印刷された用紙(刷本:すりほん)を、折や綴じ加工しやすくカットしたり、
チラシやポスターなどを正確な大きさに仕上げ断裁するための機械。
印刷物の寸法精度を決める重要な工程である。
当社では小台工場に4台、埼玉工場に1台稼働している。
枚葉印刷機
枚葉紙(コピー紙のようなシート状)を毎時約12,000枚のスピードで印刷していく印刷機。
小部数から大部数まで対応でき、また様々な厚さ・仕様の用紙にも印刷ができるオフセット方式の機械。
当社小台工場では両面4色+4色の印刷機をはじめ、5台が稼働している。うち2台が印刷直後に乾燥してすぐ製本加工が行えるLED-UV方式を採用している。
СТР
CTPとは「Computer to Plate」の略で、データから直接印刷機に取り付けるアルミ版(刷版:さっばん)に、レーザーで描画するシステムのこと。
小台工場、埼玉工場に設置している。
オンデマンドプリンター
デジタルデータから要求に応じて(on demand)、多品種小ロット印刷が可能。1枚ごとの可変印刷(バリアブル)印刷の特徴を最大限に活用し、宛名などを刷りこんだ小部数のハガキ、パンフレットなどに対応している。
個人情報を取り扱う部署なので、システムはもとより、入室などもセキュリティを強化している。
LUMI-CO®(特殊トナーによるメタリック印刷)のサービスも開始しました。
自動包裝機
印刷物を自動的に「キャラメル包装」する装置。印刷物の包装は意外に難しく、機械化で均一にきれいに包装できるようになった。
中綴じ機
カタログなどの背中側をホッチキスのような針金で留めて綴じる機械。
真ごとに折られた折本を束ねていく丁合(ちょうあい)工程、ステッチ(針金留め)工程、三方断裁(綴じた側以外をカットする)工程が一つのラインで流れてカタログなどが完成していく。
約100頁以内の薄いカタログなどの綴じ形式である。当社小台工場では3ラインが、埼玉工場では1ラインが稼働している。
貼込機
カタログ・書籍のページの間にハガキや振込用紙などを綴じこむために、製本前に折丁に貼り込む機械。
折機
印刷された用紙(刷本)を1枚ごとに折って所定の頁数の折本(おりほん)に仕上げる。
平行折・直角折を組み合わせて様々な折加工ができる。当社小台工場に8台が、埼玉工場では1台が稼働している。
封入封緘機
「メールロボ」と呼ばれている機械で、10アイテムまでの部材を自動的に組み合わせセットし、封筒に封入し、糊付け後に封緘するシステム。
従来は人手による作業だったが、機械化したことで大幅にスピードアップと正確性が実現した。